アフガニスタンの首都カブールで２９日、アメリカ軍が爆発物を積んだ車両を空爆しました。二次爆発も起きたとしていて、関連は分かっていませんが、複数の死傷者が出ていると地元メディアなどが伝えています。

カブール市内では２９日午後、爆発音が鳴り響き、黒煙が上がる様子が確認されました。

アメリカ中央軍は２９日、過激派組織「イスラム国」の傘下の組織による脅威を取り除くため、カブール市内で車両１台に無人機による空爆を行ったと発表しました。

車両には大量の爆発物が積まれていて、二次爆発も起きたとしています。

空爆による被害かは分かっていませんが、地元メディアなどは市内で爆発があり、子供１人が死亡するなど、複数の死傷者が出たと伝えています。

一方、アメリカ軍は、「民間人に死傷者が出た可能性を調べている。現時点でそうした情報はない」としています。