×

米軍、カブールで爆発物を積んだ車両を空爆

2021年8月30日 0:50

アメリカ軍は日本時間の29日夜、アフガニスタンの首都カブール市内で、爆発物を積んだ車両を空爆し、これによる二次爆発も起きたと発表しました。一方、この爆発との関連はわかっていませんが、子ども1人が死亡したとの報道も出ています。

カブール市内では、日本時間の29日夜に爆発音が鳴り響き、黒煙が上がる様子が確認されています。

こうした中、アメリカ中央軍は、過激派組織「イスラム国」の関連組織による脅威を取り除くため、カブール市内で車両1台に無人機による空爆を行ったと発表しました。車両に積まれていた大量の爆発物が爆発し、二次爆発も起きたとしています。

一方、AP通信は、地元警察の話として、市内で起きた爆発で、子ども1人が死亡したと伝えています。この被害がアメリカ軍の空爆によるものかはわかっていませんが、アメリカ軍は「空爆で市民に死傷者が出た可能性を調べている。現時点でそうした情報はない」としています。