OPECプラス“原油増産維持”決定
OPEC(=石油輸出国機構)とロシアなどの産油国は2日、来月の原油生産量について、1日あたり40万バレル増やすという現在の方針を維持することを決めました。
OPECとロシアなどの産油国は2日、オンラインで閣僚級会合を開き、来月の原油生産量について協議しました。
ロイター通信によりますと、この場で1日あたり40万バレル増やす現在の方針を維持することで合意したということです。
高騰していた原油価格は、アメリカや日本などによる石油備蓄の放出や、新型コロナウイルスのオミクロン株の影響で、およそ3か月ぶりの安値水準となっています。
ただ、オミクロン株が原油需要に与える影響については、はっきりとした見通しが立っていないため、ひとまず現状維持とした形です。