米国防長官と韓国国防相が会談 北朝鮮派遣の兵士、実戦投入せぬようロシアに圧力かける方針を確認
アメリカのオースティン国防長官と韓国の金龍顕国防相は30日に会談し、北朝鮮から派遣された兵士を実戦投入しないようロシアに圧力をかけていく方針を確認しました。
オースティン国防長官と金龍顕国防相は30日、アメリカ・バージニア州で会談し、北朝鮮がロシアに軍を派遣していることについて深い懸念を共有しました。
また、オースティン国防長官は、ロシアに派遣された北朝鮮の兵士の一部がロシアの軍服を着用し、ロシアの装備品を持った上で、すでにウクライナの近くまで移動しているとの認識を明らかにしました。
その上で、ロシア政府が兵士らを「クルスク州での戦闘で利用するのではないか」と懸念を示しました。
オースティン長官は同盟国などと連携し、ロシアに対し北朝鮮の兵士を戦場に投入しないよう圧力をかけていく考えを示しました。