ツイッター元研究員“マスク体制”を批判「アンケートは、ただのパフォーマンス」
ソーシャルメディア大手・ツイッターのイーロン・マスクCEOが行ったトップを退くべきかを問うアンケートについてツイッターの元研究員の女性が「ただのパフォーマンスだ」と強く批判しました。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校のサラ・ロバーツ准教授は、今年1月から夏頃まで、ツイッターで投稿を管理する部門の研究員として働いていたといいます。
ロバーツ准教授は、マスク氏による買収後、「ヘイトスピーチなど差別的な発言が増えている」と指摘した上、これまでのマスク氏によるツイッター改革を強く批判しました。
サラ・ロバーツ准教授
「彼が行う変更は本当に独断的な気まぐれなもので、彼が気になったものだけなんです。彼は440億ドルの砂場にいる子どもです」
そして、マスク氏が実施したトップを退くべきかを問うアンケートについてもただのパフォーマンスだと指摘しました。
サラ・ロバーツ准教授
「彼がCEOを退いても、 確実に今後も経営に関与していくはずです」
マスク氏が行ったアンケートでは「退任すべき」が57.5パーセントと多数を占める結果となっていて、今後の経営体制がどうなるのか注目されています。