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ミャンマー当局に拘束の日本人男性と日本大使が領事面会

2024年7月4日 20:32
ミャンマー当局に拘束の日本人男性と日本大使が領事面会

軍が実権を握るミャンマーでコメの販売価格をめぐり違反があったとして先月拘束された日本人男性に日本大使が4日、領事面会を行ったことが分かりました。

流通大手イオンの現地の合弁会社で商品本部長を務める笠松洋さん(53)がミャンマーの軍事政権が設定するコメの価格を50%から70%上回る価格で販売したとして先月、現地当局に拘束されました。

日本大使館によりますと4日午後、現地の日本大使館の丸山市郎大使が笠松さんが拘束されているミャンマーの警察署で領事面会を行ったことがわかりました。領事面会では健康状態の確認などを行い、問題はなかったということです。

ミャンマーでは先月からコメの業者の摘発が相次いでいて、地元メディアは軍事政権がコメの価格高騰を業者の責任にしていると批判しています。

日本大使館は引き続き笠松さんの早期解放を求めています。