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ヒズボラ戦闘員の通信機器が次々に爆発 子ども含む8人死亡 2800人以上がケガ レバノン

2024年9月18日 1:29

レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘員らが所持するポケットベルのような通信機器が17日、次々に爆発し、子どもを含む8人が死亡、2800人以上がけがをしています。

地元メディアによりますと、17日、首都ベイルート近郊やレバノン南部など各地でヒズボラの戦闘員らが持っていたポケットベルのような通信機器が次々に爆発したということです。

レバノンの保健相はこの爆発で子どもを含む8人が死亡、2800人以上がけがをしたと発表しています。レバノン駐在のイラン大使がけがをしたほか、シリアでも同様の爆発で7人が死亡したという情報もあります。

この通信機器はヒズボラの戦闘員らが傍受されにくい連絡手段として数ヶ月前から使っているものだということです。中東のテレビ局アルジャジーラは軍事アナリストの話として、イスラエルの諜報機関が関与した可能性があると伝えています。

ヒズボラは、「多数の死者とけが人を出したこの攻撃はイスラエルにすべての責任がある」として激しく非難し、「必ず正当な罰を受けるだろう」とイスラエルへの報復を示唆する声明を出しました。

ヒズボラは去年10月のイスラム組織ハマスによるイスラエルへの攻撃以降、ハマスに連帯してイスラエル北部を攻撃するなど、緊張が高まっていました。