NATO 欧州4か国に戦闘部隊配置で合意
ロシアの攻撃が続くウクライナに対し、NATO=北大西洋条約機構は軍事支援を強化する事を決めました。こうしたなかアメリカのバイデン大統領は、ロシアをG20=主要20か国の枠組みから排除すべきとの考えを示しました。
NATOは24日の首脳会議で、ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナに追加の軍事支援を行うことや、ヨーロッパ東部の4か国に、新たに戦闘部隊を配置することで合意しました。
一連の会議に出席したバイデン大統領は、ロシアがウクライナで生物・化学兵器を使用した場合、何らかの対抗措置を取ると警告しました。さらに、G7首脳会議でロシアをG20から排除する案が提起されたことも明らかにしました。
G20をめぐっては、ことしの議長国であるインドネシアはロシアを排除しない考えを示している他、インドネシア駐在のロシア大使もプーチン大統領が11月の首脳会議に参加する意向だと述べています。