米・ワシントン近郊で宇宙飛行士・若田光一さんが特別授業 諏訪理さんも同席
宇宙飛行士の若田光一さんが10日、アメリカの首都ワシントン近郊の日本語学校で特別授業を行い、今年、新たに宇宙飛行士候補に選ばれた諏訪理さんも同席しました。
国際宇宙ステーションにおよそ5か月間滞在し3月に地球に帰還した若田さん。小学生から高校生およそ300人を前に、特別授業を行いました。
日本語学校の生徒「宇宙に行く時と地球に戻る時どちらのほうが慣れるまで大変ですか」
宇宙飛行士・若田光一さん「宇宙に半年くらいいて無重力を感じていると、帰ってきた時はこのマイクでも鉛筆でも重たいくらい。本当に重力はすごく重たいと感じる」
また特別授業には、2月にJAXAの新たな宇宙飛行士候補に選ばれた諏訪理さんが保護者のひとりとして出席し、若田さんと言葉を交わす場面もありました。
若田さんは授業後、「日本の宇宙飛行士として、世界の国際協力プロジェクトの中で活躍してもらうことを期待している」と諏訪さんにエールを送りました。