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旅行キャンセル相次ぐ 中国の街で…日本料理の「日」の字消える SNSでは”核海鮮”とも 「処理水」海洋放出の影響広がる

2023年8月30日 6:06
旅行キャンセル相次ぐ 中国の街で…日本料理の「日」の字消える SNSでは”核海鮮”とも 「処理水」海洋放出の影響広がる

福島第一原発の“処理水”の海洋放出が始まって、29日で5日がたちました。
中国・北京市内の旅行会社では、“処理水の影響が怖い”という理由で、日本への旅行のキャンセルが相次いでいるといいます。

北京にある水産会社の店の看板も、6月にはあった「日本料理」を意味する「日」の字が、消えていました。

記者
「店の看板から、日本の「日」の文字が消えていますね」

中国・蘇州の“日本風の街”にも変化が見られます。ある日本料理店の看板には、「日本の食材は使いません」と書かれていました。

    ◇

中国のSNSでは、日本の「海鮮」に “別の呼び名”が付けられていました。

「(日本の)海鮮は、“核海鮮”に改名すべき」
「まいったなー。こんな“核海鮮”、マジで食べたくないよ」

日本の海鮮を “核海鮮”などと呼んでいるものがありました。
さらに、「日本の化粧品を買うな」との書き込みが見られるなど、日本の化粧品ボイコットの動きも広がっていました。

    ◇

一方、千葉県木更津市のホテル「パプリカホテルです」には、29日も中国から“電話”が……。

ホテル支配人
「また“迷惑電話”がかかってきました。本当に迷惑です」

86(中国国番号)からの電話
「あなた方日本は、なぜ核廃水を海に排出したのですか?」

3日前にも発信元「86」、中国からの“嫌がらせ電話”がありましたが、29日は真夜中の1時と、2時15分にまた電話が鳴りました。

86(中国国番号)からの電話
「もしもし…(怒号)…もしもし」

    ◇

29日夜、zeroがこれまで取材した被害店舗の「86」からの8つの発信元に電話をしてみたところ、2つから返事がありました。

―― なぜ電話をしたか、教えてくれますか?
「電話を押し間違えただけ」

―― お聞きしたいのですが……
「かけてこないで。取材は受けません」

電話の相手から、明確な答えは得られませんでした。