米FRB議長 12月にも利上げ幅縮小の可能性示す
アメリカの中央銀行にあたるFRB(=連邦準備制度理事会)は2日、4会合連続で0.75%の大幅利上げを決定しました。
FRBは2日、政策金利を通常の3倍となる0.75%引き上げることを決めました。アメリカでは歴史的な物価高が続いていて、インフレを抑え込むため大幅な利上げを継続した形です。
FRBパウエル議長「インフレ率2%の目標まで戻すためには、金利の引き上げペースを緩めることが適切」
また、パウエル議長は、早ければ12月にも利上げ幅を縮小する可能性を示したことで、1ドル147円付近から円高が進み、一時1ドル145円台をつけました。しかし、「利上げの停止を考えるのは時期尚早」との発言を受けて再びドルが買われ、日本時間午前5時時点で、1ドル147円台後半になっています。