中国軍「軍事演習」後も台湾周辺での活動継続、映像を相次ぎ公開
中国軍は、10日までとしていた台湾を取り囲んだ形での軍事演習のあとも、台湾周辺での活動を継続し、映像を相次いで公開しています。
中国軍は14日、「空軍が台湾周辺で、継続的に偵察や攻撃を行うための実践的な訓練を行った」として、新たな映像を公開しました。
台湾周辺では、蔡英文総統がアメリカのマッカーシー下院議長と会談したことへの対抗措置として、中国軍が今月8日から3日間、軍事演習を行っていました。中国軍は演習を10日に終えたとしていますが、台湾国防部によりますと、11日以降も、14日朝までに中国軍機60機以上が台湾海峡周辺を飛行するなど、軍事活動が常態化しています。
また台湾メディアは、中国軍が演習のものとされる映像を相次いで公開していることについて、「台湾が抵抗意欲を失うよう、印象操作を行っている」と指摘しています。