中国軍 沖縄・宮古島沖で“120回の発着艦” 空母「山東」では初確認
防衛省は、沖縄・宮古島の南の太平洋で、中国海軍の空母「山東」が、戦闘機やヘリの発着艦をおよそ120回繰り返したと発表しました。
防衛省によりますと、空母「山東」での発着艦は、今月7日から9日にかけて宮古島の南の太平洋で行われ、戦闘機がおよそ80回、ヘリコプターがおよそ40回、合わせておよそ120回確認されたということです。
「山東」での発着艦の確認は、初めてで、海上自衛隊の護衛艦が情報収集・警戒監視に当たったほか、航空自衛隊の戦闘機もスクランブル=緊急発進して対応しました。
今回の発着艦による領空侵犯はありませんでした。
中国軍は8日から10日まで台湾周辺で軍事演習を行っており、中国メディアは、中国軍の空母「山東」も台湾の東側の海域に移動して演習に参加したと報じています。