プーチン大統領が国民と“テレビ対話” 恒例イベントに出席
ロシアのプーチン大統領は日本時間の14日午後6時すぎから、国民とのテレビ対話と記者会見を合わせた恒例のイベントに出席しています。
プーチン大統領の「国民対話」と大規模な記者会見は、2001年にプーチン大統領が始め、任期中はウクライナ侵攻を始めた去年を除き、毎年、行われてきました。
冒頭、プーチン大統領は、ロシアの経済状況は西側制裁の影響を受けていないと説明。さらに、司会者がウクライナ情勢について尋ねると「ウクライナの非武装化や中立化というロシアの目標を達成できれば、平和が訪れる」などと答えました。さらに軍の兵士からの質問にオンラインで答えるなど、これまでのところ、ウクライナ侵攻を正当化する質疑が続いています。
国民から募集した質問は200万件以上、寄せられているということで、来年3月の大統領選挙に立候補を表明したプーチン大統領にとって、最大のPRの場となりそうです。