反政府勢力が東部都市・ゴマを制圧 コンゴ民主共和国
アフリカ中部のコンゴ民主共和国で26日、反政府勢力が東部の都市ゴマを制圧したと発表しました。
ロイター通信などによりますと、紛争が続いているアフリカ中部のコンゴ民主共和国で26日、反政府勢力のひとつ「M23」が東部にある主要都市、ゴマを制圧しました。
コンゴ民主共和国では、政府軍と反政府勢力による内戦が30年近くにわたって続いてきましたが、今月に入って「M23」が攻勢を強め戦闘が激化しています。
長引く紛争でこれまでに100万人以上が国外に逃れているほか、このひと月の戦闘で数万人の難民が新たに発生しているということです。
国連は、隣国のルワンダが反政府勢力に武器などを支援しているとして強く非難していますが、ルワンダはこれを否定しています。
これに国連事務総長は戦闘の即時停止を呼びかけていますが、戦闘が収まる道筋は見えておらず、大規模な人道危機への懸念が深まっています。
最終更新日:2025年1月27日 15:41