ゼレンスキー大統領、ロシアとの停戦交渉にEUやNATOの関与求める
ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、ロシアとの停戦交渉にEU=ヨーロッパ連合やNATO=北大西洋条約機構が関与するよう求めました。
ゼレンスキー大統領は1日、EUの大統領との会談後、記者会見で停戦交渉にEUなどが関与するよう求めました。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領
「誰が停戦交渉のテーブルにつくのか。ロシア、ウクライナ、そしてEUとNATOだと(EU大統領に)伝えた」
ゼレンスキー氏はさらに、停戦交渉に臨む場合にはウクライナが軍事的にも強い立場になっていなければ、再びロシアに侵略される恐れがあると警戒感をあらわにしました。
ロシアの脅威を防ぐために、ゼレンスキー氏はNATO加盟が必要だとかねて主張しています。
ゼレンスキー氏は、来年のトランプ政権発足までに、まだ時間はあるとして、ウクライナのNATO加盟に懐疑的なヨーロッパの国々をアメリカが説得するよう求めています。
最終更新日:2024年12月2日 11:31