電話相手は“ニセ仏大統領” ロシア人のコメディアンか ポーランド大統領が信じ込む
ポーランドのドゥダ大統領がフランスのマクロン大統領になりすました男から電話を受け、偽者と気づかずに数分間、通話を続けていたことが分かりました。
ポーランド大統領府は、東部にミサイルが着弾した今月15日の夜、マクロン大統領になりすました男からドゥダ大統領宛てに電話があったと明らかにしました。
ドゥダ大統領は相手をマクロン大統領と信じ込み、ミサイルを巡るアメリカやウクライナの対応について詳細を話し、対応について問われた際には「私はロシアと戦争はしたくない」などと説明していました。
この通話とされる音声がインターネット上に投稿され、ロイター通信は2人のロシア人コメディアンによるものと報じています。
ドゥダ大統領は2020年にも、国連のグテーレス事務総長になりすました人物からの電話を受けていました。