ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア側への大規模な反撃を開始するにはまだ時間が必要との考えを示しました。

ゼレンスキー大統領は、近くロシア軍に対する大規模な反転攻勢に出る考えを示してきました。ウクライナの政権幹部らも準備が進んでいるとしていますが、ゼレンスキー大統領は11日までのBBCなどのインタビューで、「多くの人を失うのは受け入れられず、反撃を開始するにはもう少し時間が必要だ」と述べました。

理由として、西側諸国から供与される装甲車両の一部が到着していないことをあげています。

また、ウクライナの政府高官も地元メディアの取材に対して、「反転攻勢の時期や場所は大統領が決断する」とした上で、「計画にはいくつかの選択肢があり、まだ承認されていない」と述べています。