英世論調査でチャールズ国王戴冠式に「ヘンリー王子を招待すべき」が6割 和解望む声が多数か
イギリスの調査会社が実施した世論調査の結果、今年5月に行われるイギリスのチャールズ国王の戴冠(たいかん)式に、「ヘンリー王子が招待されるべき」と答えた人が60%となりました。王室を非難する内容を含んだヘンリー王子の回顧録が出版された直後の結果に、調査会社は「和解を望む声があることを示唆している」と分析しています。
イギリスの調査会社「イプソス」が27日、最新の世論調査の結果、今年5月に行われるイギリスのチャールズ国王の戴冠式に、「ヘンリー王子が招待されるべきだ」と答えた人が60%となりました。
年齢別にみると、18歳から34歳では74%の人が「招待されるべき」と答えた一方、55歳以上では47%にとどまり、「招待されるべきではない」と答えた人が42%と、拮抗(きっこう)する結果となりました。
ヘンリー王子をめぐっては、王室を非難する内容を含んだ回顧録を出版したことから、チャールズ国王の戴冠式に出席するかどうかについて、イギリス国内で関心が集まっています。
調査会社は、「多くのイギリス国民がヘンリー王子を戴冠式に招待するべきと考えていて、和解を望む声があることを示唆している」と分析しています。