ヘンリー王子の回顧録出版後 英王室メンバーの好感度が軒並み下落 下落幅はウィリアム皇太子がトップに
イギリス王室を離脱したヘンリー王子の回顧録の出版後、イギリス国内の世論調査で、王室のメンバーに対する好感度が下がったことが分かりました。ヘンリー王子だけでなく、ウィリアム皇太子の好感度も大きく下落していて、調査会社は「回顧録の出版後、2人は苦境に立たされているようだ」としています。
調査会社の「イプソス・モリ」が、回顧録の出版後にイギリス国内で実施した世論調査では、王室のメンバーの好感度が軒並み下がる結果となりました。
最も好感度が下がったのはウィリアム皇太子で、61%の人が好感を持っていると答えたものの、昨年末に実施した調査から8ポイント下落しています。
一方、ヘンリー王子も好感度が7ポイント下落し、23%の人が好感を持っていると答えました。
また、ヘンリー王子の妻メーガン妃の好感度が5ポイント下落したのに対し、ウィリアム皇太子の妻キャサリン妃の好感度はそれを上回る7ポイントの下落となりました。
「暴露本」とされた回顧録を出版したヘンリー王子だけでなく、回顧録の中で非難の対象となっているウィリアム皇太子の好感度も大きく下落した結果に、調査会社は「回顧録の出版後、2人は苦境に立たされているようだ」としています。