「回顧録」出版控え…ヘンリー王子「沈黙は加害者を許すだけ」英王室側を強く非難
イギリス王室を離脱したヘンリー王子が、回顧録の出版を前にイギリスメディアのインタビューに応じ、「沈黙は加害者を許すだけだ」などと述べて、王室側を強く非難しました。
ヘンリー王子「王室側は和解の意志を全く示していない。沈黙は、加害者を許すだけだ」
ヘンリー王子は8日に放送されたインタビューでこのように述べ、これまでの王室側の対応を強く非難しました。
さらに、エリザベス女王の死去をめぐり、「家族をひとつにする本当に良い機会だったと思うが、亡くなった日の家族からの反応は、とてもひどいものだった」と述べ、王室側との関係が悪化したままであることをにじませました。
一方、回顧録をめぐっては、イギリスメディアは、ヘンリー王子がアフガニスタンに派遣された際に「25人を殺害した」と告白している内容などを報じていて、大きな波紋が広がっています。
これまでにイギリス王室は、回顧録についてコメントしていません。