ヘンリー王子が王室側にメーガン妃への謝罪を要求 さらなる暴露の可能性もにじませる
イギリス王室を離脱したヘンリー王子が、イギリスの新聞社のインタビューに応じ、「妻に謝罪してほしい」と述べ、王室側にメーガン妃への謝罪を要求したほか、回顧録にはもう1冊分の内容があったとして、さらなる暴露の可能性をにじませました。
ヘンリー王子は、イギリスの新聞社「テレグラフ」紙の13日に公開されたインタビューで、「回顧録は、もともと800ページあったものを400ページに減らした。言ってみれば、2冊の本になったかもしれない」と述べ、父のチャールズ国王や、兄のウィリアム皇太子とのやり取りの中で、削除した内容があることを明らかにしました。
さらなる暴露の可能性をにじませた形で、「テレグラフ」紙は、「王室側に今後の暴露への深い懸念を抱かせるだろう」と報じています。
また、ヘンリー王子は、これまでの王室側の対応を改めて非難した上で、「妻に謝罪してほしい」と述べ、王室側にメーガン妃への謝罪を要求しました。
回顧録では、自身が王位継承者に何かあった場合の「予備」として扱われてきたことへの苦悩が描かれています。
ヘンリー王子は、「ウィリアム皇太子の子どものうち、少なくとも1人は私のような予備になることが分かっている」として、ジョージ王子ら3人の子どもたちのために「王室を改革する責任を感じている」と述べました。
その上で、現時点ではウィリアム皇太子らとの和解の可能性は低いことを認めながらも、「この瞬間は私のことを嫌いでも、5年後、10年後には私に感謝するようになるかもしれない」と述べました。