日本人親子ら3人死傷 きょう判決 “動機”焦点に 中国・蘇州市
去年、中国・江蘇省の蘇州市で、日本人の親子らが刃物を持った男に襲われ死傷した事件で、殺人などの罪に問われた男に対し、23日に判決が言い渡されます。
江蘇省の蘇州市内で去年6月、日本人学校のスクールバスを出迎えていた親子らが男に刃物で切り付けられた事件では、日本人の親子がケガをし、バスの案内係をしていた中国人の女性が死亡しました。
50代の無職の男が殺人などの罪に問われていますが、蘇州市の裁判所は23日、男に判決を言い渡す見通しです。
公判は、上海の日本総領事館の岡田勝総領事らが傍聴し、すでに閉廷したということですが、判決の内容については、日本政府を通じて説明したいとしています。
日本人を狙ったものかなど動機が明らかにされるかが焦点ですが、今月9日の初公判では、男や弁護士から日本についての言及がなかったことが日本政府関係者への取材でわかっています。
最終更新日:2025年1月23日 11:59