米消費者物価指数 前年同月比4.0%上昇 11か月連続の鈍化
アメリカの5月の消費者物価指数は、11か月連続で鈍化しました。
アメリカ労働省が13日に発表した5月の消費者物価指数は、前の年の同じ月と比べて4.0%上昇しました。
事前の市場予想をわずかに下回る結果で、11か月連続の鈍化となり、2021年3月以来、およそ2年ぶりの低い水準です。
変動の大きい食品とエネルギーを除いた上昇率は、5.3%となっています。
インフレに落ち着きがみられる中、FRB(=連邦準備制度理事会)が13日から14日にかけて開く金融政策を決める会合で、去年3月以降続けてきた利上げを一旦停止するかが焦点です。