土砂崩れ500回以上も…道路“崩落の瞬間”カメラが捉える 米・カリフォルニア州
アメリカ・カリフォルニア州で14日、道路が崩落する瞬間をカメラが捉えました。撮影されたのは一部に大きな亀裂が入った道路。ゆっくりとしたスピードで崩れ落ちていきました。
崩落の原因は、去年の暮れから断続的に続く大雨です。地元当局によると、カリフォルニア州では先月30日以降、500回以上の土砂崩れが発生。住宅が巻き込まれたり、列車が土砂で立ち往生したりするなどの被害が出ていました。
また、大雨の被害は土砂崩れだけではありません。住宅では、庭にある木が根こそぎ倒れ、車庫は元の状態がわからないほど押しつぶされていました。住宅の屋根にも被害が…。
住人は無事でしたが、「爆発のような大きな音がしました。家が揺れたし(近くに)まだ木があるので、雨が降ると怖いです」と恐怖を語りました。
カリフォルニア州では大雨の影響で、16日までに少なくとも20人が死亡しています。