韓国国防省 北朝鮮の衛星打ち上げ「22日夜明け」の見方示す
韓国国防省は北朝鮮が通報している人工衛星の打ち上げを22日の夜明けに強行する可能性があるとの見方を示しました。
韓国国防省の報道官は21日午前の会見で気象条件によるとしながらも、北朝鮮が衛星の打ち上げを通報している期間の初日、つまり、22日の夜明けに強行する可能性があるとの見方を示しました。今回は成功するかもしれないと分析しているということです。
こうした中、韓国南部の釜山港に21日朝、アメリカ海軍の空母「カールビンソン」が寄港しました。米軍は今年に入り、原子力潜水艦や戦略爆撃機などが繰り返し、韓国に立ち寄っています。
米韓の連携強化を強調することで、挑発行為を続ける北朝鮮をけん制する狙いがあります。アメリカ国務省の報道官も20日「北朝鮮の弾道ミサイル開発計画や他の軍事計画に対する我々の懸念はよく知られている」と述べ、注視していく考えを示しています。
北朝鮮がロシアに武器を提供する見返りに、ロシアから技術供与を受けることについて改めて懸念を示しています。