ソマリア首都で自爆テロ イスラム過激派組織の襲撃で30人以上が死亡
アフリカ東部ソマリアの首都で2日、イスラム過激派組織「アルシャバブ」による襲撃があり、30人以上が死亡しました。
AP通信などによりますと、ソマリアの首都モガディシオにある海岸沿いのホテルが2日、襲撃され、少なくとも37人が死亡、212人がけがをしました。
金曜日の夜に多くの人でにぎわう中、襲撃者の1人がホテルの入り口で自爆し、複数人が海岸にいた人々に銃を乱射したとみられていて、治安部隊は自爆した1人を除く襲撃者3人を殺害し、1人を捕らえたとしています。
この襲撃について、イスラム過激派組織「アルシャバブ」が戦闘員が実行したとの犯行声明を出したということです。
ソマリアではアルシャバブによるテロがたびたび起きていて、今回の襲撃は2022年に100人が死亡した爆弾テロ以来、最悪の規模とみられています。