地対空ミサイルシステム「パトリオット」ウクライナに到着
ウクライナの国防相は19日、アメリカやドイツなどが供与することを決めていた地対空ミサイルシステムの「パトリオット」がウクライナに到着したと明らかにしました。
ウクライナのレズニコフ国防相は19日、自らのSNSに写真を投稿して「パトリオット防空システムがウクライナに到着した。私たちの美しい空はより安全になった」と記しました。ロシア軍が、首都キーウ近郊をはじめ全土で空爆を続ける中、ウクライナは、高い迎撃能力をもったパトリオットの供与を欧米に求め、アメリカ、ドイツ、オランダが供与を決めていました。配備されれば、ロシア軍を強くけん制するものとなります。
パトリオットの使用には数か月の訓練が必要とされていますが、レズニコフ国防相は、すでに訓練を行い、早い時期に使用できる状況にあることを示唆しています。
パトリオットについてロシアのプーチン大統領は去年、「簡単に破壊できる」と述べていました。