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1発「4億円」パトリオットでウクライナの戦況は? “迎撃精度”向上か……ロシアは警戒 「旧ソ連規格の砲弾」にも注目

2022年12月23日 10:20

ウクライナのゼレンスキー大統領が訪米し、バイデン大統領と会談。地対空ミサイルシステム「パトリオット」がアメリカから供与されることになり、ロシアは神経をとがらせています。専門家によると、パトリオットに加えて砲弾の提供も注目すべき点です。

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■長い射程で迎撃…パトリオットとは

有働由美子キャスター
「今回の会談でアメリカは、正式にパトリオットをウクライナに供与すると表明しました。ロシアの反応もありましたが、戦況はどう変わるのでしょうか?」

小栗泉・日本テレビ解説委員
「地対空ミサイルシステムのパトリオットがどのようなものか、確認します。射程が長く、地上から航空機を撃墜したり、ミサイルを迎撃したりする最新鋭のシステムで、日本の防衛専門家によると、ミサイル1発につき約4億円のコストがかかると言われています」

「現代軍事戦略に詳しい、防衛省・防衛研究所の高橋杉雄室長は『供与されるのが1部隊分であれば、首都キーウに置くと思う。これまでもウクライナは、ロシアのミサイルの6~7割は迎撃できていたが、これから8~9割に上がるだろう』と指摘しています」

■ウクライナで不足する「砲弾」も供与

有働キャスター
「ロシア側からすると、空からの攻撃は難しくなります。これは嫌でしょうね」

小栗委員
「今回の供与の話を受けて、ロシアのペスコフ大統領府報道官は記者団に『パトリオットミサイルが配備された場合、それはロシアにとって正当な攻撃目標になる』と発言するなど、パトリオットに神経をとがらせていることがうかがえます」

「パトリオットは今回の支援の象徴ではありますが、高橋室長はもう1つ、注目すべき点を挙げています。それは、アメリカがウクライナに提供するとした砲弾です」

「ウクライナは砲弾が不足していますし、これらの砲弾は旧ソ連の規格であるため、ウクライナが今使っている兵器にそのまま、手元に届けばすぐ使えます」

■プーチン氏「ロシア軍は学ぶべきだ」

有働キャスター
「今回のゼレンスキー大統領の訪米をどう見ましたか?」

廣瀬俊朗・元ラグビー日本代表キャプテン(「news zero」パートナー)
「ロシアに対してさらにプレッシャーをかけられること、ウクライナ国民をミサイルで守れること、(アメリカなどとの)連携を感じることによりウクライナ国民の精神的なサポートができること、これが良いなと思いました」

「必死だからこそですが、ゼレンスキー大統領は周りを巻き込むのが上手だと思いました。我々としても、改めて何ができるかを考えないといけないと思いました」

有働キャスター
「こうした中、プーチン大統領は新型兵器を視察し、『ロシア軍はウクライナで苦しんだ問題から学び、修正しなければならない』とも述べたということです。学ばなければならないのは、そもそもこんな侵攻を始めるべきではなかったことだと思います」

(12月22日『news zero』より)

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