ウォレス英国防相が辞任 後任はシャップス氏
後任のシャップス英新国防相
イギリス政府は31日、ウクライナへの軍事支援を指揮してきたウォレス国防相が辞任したと発表しました。
ウォレス氏は激務を辞任の理由にあげています。
ベン・ウォレス氏は4年前、自身と近いジョンソン元首相のもとで国防相に任命されました。ロシアの侵攻が始まってからウクライナへの軍事支援などを指揮してきたウォレス氏は、今年7月、次の総選挙には出馬せず、政界を引退する意向を示していました。
辞表に「家族を犠牲にした」と書いていて、忙しすぎたことを辞任の理由にあげています
後任は、スナク首相に近いエネルギー・安保担当相のグラント・シャップス氏が任命されました。
シャップス氏は「野蛮な侵略と戦うウクライナへの支援を継続する」とSNSに投稿していて、政策の方針に大きな変更はないとみられています。