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マクロン大統領の外遊先でも…仏の年金改革抗議続く

2023年4月13日 6:18

フランスの年金改革をめぐり、マクロン大統領が訪問先のオランダで改革反対派らに演説を妨害されるなど、外遊先でも抗議活動が相次ぎました。

フランスでは、マクロン政権が先月、年金の受給開始年齢を引き上げることを柱とする改革案を強行採択したことを受け、抗議活動が続いています。

こうした中、マクロン大統領が11日、訪問先のオランダで演説を行っていたところ、年金改革に反対する人に遮られました。

抗議の声「我々は何かを失った。フランスの民主主義はどこに行った。どこでなくしたのか」

マクロン大統領「時間をいただければ質問にお答えます」

抗議の声「誰も我々の声をきかない。数百万人が抗議デモをしている」

客席には、「暴力と偽善の大統領」と書かれた横断幕も掲げられ、参加者の一部が拍手する中、抗議した人たちは退出させられました。

また、12日には、マクロン大統領がアムステルダム大学に到着したところ、年金改革に抗議する男が突然走って近づき、警察に取り押さえられる一幕もみられるなど、外遊先でも抗議活動が相次ぎました。