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銃撃されたスロバキア首相 命の危険脱する 一時“深刻な状態”も

2024年5月16日 11:51
銃撃されたスロバキア首相 命の危険脱する 一時“深刻な状態”も

スロバキアのフィツォ首相が支持者と交流しようとした際、男に銃撃されました。当初、首相は深刻な状態だとされていましたが、命の危険は脱したということです。

現地メディアなどによりますと、フィツォ首相は、15日、支持者に歩み寄った際に男に銃で撃たれました。ロイター通信によりますと男は5発発砲しそのうちの1発は腹部を貫通したということです。

当初、首相の容体については「極めて深刻な状態にある」と伝えられましたが、命の危険は脱し状態は安定したということです。

銃撃したのは71歳の男でその場で逮捕されました。動機など詳しいことはわかっていませんがスロバキアの内相は「政治的な動機で行われた疑いがある」との見方を示しています。

フィツォ首相は、ウクライナへの西側諸国の軍事支援を批判していたほか、強権的な政治手法でも知られています。