イラク西部にあるアメリカ軍基地に20日、ロケット弾などによる攻撃があり、少なくとも1人がケガをしたということです。アメリカ軍は、イランの支援を受ける武装勢力によるものだとしています。

アメリカ中央軍によりますと20日午後、イラク西部にあるアメリカ空軍の基地がミサイルなどで攻撃を受け、イラク軍の関係者少なくとも1人がケガをしたということです。アメリカ軍は、イランの支援を受ける武装勢力による攻撃だとしています。

AP通信によりますと、着弾したロケット弾は14発で、死亡したイラクの武装組織の指導者の名を掲げる集団が「アメリカ軍の基地に向け、ロケット弾30発を発射した」 と主張しているということです。

この集団は「我々の土地を占領するアメリカを力ずくでも追い出す」とも主張しているということです。

ロイター通信によりますと、去年10月にイスラエルとイスラム組織ハマスが戦闘を開始して以降、イラクに駐留するアメリカ軍は、イランが支援する武装勢力から少なくとも58回、攻撃を受けているということです。