ウクライナの首都キーウなどへのロシア軍の攻撃が連日続いています。ゼレンスキー大統領は大規模な反転攻勢を前に、「国際的なウクライナ支援の勢いを維持する」と話しました。

18日、ウクライナの首都キーウや南部オデーサへミサイル攻撃があり、地元当局によりますと、オデーサで1人が死亡したということです。19日未明にもキーウを含む各地で空襲警報が発令され、一部は現地時間午前5時すぎまで続くなど、住民の眠れない日々が続いています。

こうした中、激戦地となっている東部の要衝バフムトについて、ウクライナ政府高官は18日、ロシア側が予備の戦力のほとんどを投入して一日中攻撃を続けたものの、ウクライナ軍が撃退したと主張しました。ウクライナ側はバフムトでロシア軍を食い止め、大規模な反転攻勢につなげる考えだとみられます。

ゼレンスキー大統領「我々は今月前半につくりだした国際的なウクライナ支援や対話の勢いを今後も維持するのが目標だ」

ゼレンスキー大統領は今月、イギリスやドイツなどを歴訪して軍事支援を訴えていますが、複数の日本政府関係者によりますと、あす20日に日本を訪れ、あさって21日にG7広島サミットに参加することがわかりました。