台湾・高雄市の可能性①「直行便があれば…」観光促進へ今後の課題は“二次交通”か 青森県・むつ市・高雄市が交流を深める覚書締結
特集は青森県とむつ市が取り組んでいる台湾南部の高雄市との交流拡大です。
現地への同行取材で見えてきた今後の課題、1回目は交通の利便性です。
青森からおよそ2500キロ離れた台湾南西部の高雄市。
人口およそ273万人、台北市に次いで2番目の経済の拠点と言われています。
先月16日青森県とむつ市が高雄市と交流を深める覚書を交わしました。
★高雄市 陳其邁市長
「お互いに投資し合って一緒にコラボしていければと考えています」
★宮下知事「今後の経済交流、人の交流、そして投資をそれぞれ呼び込む環境をつくればお互いに青森県の発展にも貢献してくれるものと確信しています」
★むつ市 山本知也市長
「これからは経済交流、観光交流、そして農業と漁業もある町ですので、そういった関連でつながっていきたいと思います」
むつ市は川内中学校と高雄市の陽明国民中学が姉妹校協定を結び交流を続けている縁があります。
今回の覚書は県も交えてより幅広い交流に発展させようと高雄市側から提案がありました。
★しもきたTABIあしすと 坂井隆事務局長
「こういう雑多な生活の匂いがするようなこんな街っていいですよね すごいエネルギーを感じます」
締結式に同行した下北地域の観光旅行などを手がけるDMO「しもきたTABIあしすと」の坂井隆事務局長です。
大部分が熱帯気候の高雄市。
11月から3月は月の平均気温が25度未満と過ごしやすい気候です。
高層ビルがそびえるなか、とおりには飲食店の看板がひしめくように並び多くの原付きバイクが走っています。
現地で青森の印象は。
★台湾の人
「(青森には)行ったことあります」
「青森にりんごを食べに行ったことがあります」
「青森のりんごはおいしい行ってみたい」
青森県を訪れる外国人旅行客で最も多いのが台湾です。
去年は10か月で10万人以上が訪れています。
高雄市の観光協会との意見交換では…。
★しもきたTABIあしすと 坂井隆事務局長
「3年ぐらいかけてコンテンツをいろいろ整備してきました」
「その1番目が大間のマグロ釣り体験です」
★高雄市観光協会 陳毓志理事長
「今の台湾の人は(日本の)有名な場所は行きました。有名な場所がみんな飽きたら、むつ市のようにまだ行った時がない場所に行くかもしれない」
むつ市や下北はまだまだ伸びしろがありそうです。
★しもきたTABIあしすと 坂井隆事務局長
「下北の認知度を上げていくこと、それから下北の魅力が何なのかということをきちんと伝えられるようなプロモーションそれを続けていくことが重要だと思いました」
ただ課題となるのが二次交通です。
高雄市からむつ市を訪ねる場合、青森との定期便がある台北市までは高速鉄道で1時間半。
さらに青森空港から車の移動で2時間以上。
あわせて8時間以上かかります。
青森空港からむつ市まで乗り換え無しで移動できる公共交通はありません。
★高雄市観光協会 陳毓志理事長
「高雄は日本の直行便がまだ少ない」
「高雄から青森までの直行便があれば高雄のお客で青森に(行く人が)増えると思います」
日本台湾交流協会によりますと今年は札幌と仙台で高雄との直行便が就航する予定です。
高雄市と交流を深めるチャンスをものにするために交通の利便性向上は欠かせません。
現地への同行取材で見えてきた今後の課題、1回目は交通の利便性です。
青森からおよそ2500キロ離れた台湾南西部の高雄市。
人口およそ273万人、台北市に次いで2番目の経済の拠点と言われています。
先月16日青森県とむつ市が高雄市と交流を深める覚書を交わしました。
★高雄市 陳其邁市長
「お互いに投資し合って一緒にコラボしていければと考えています」
★宮下知事「今後の経済交流、人の交流、そして投資をそれぞれ呼び込む環境をつくればお互いに青森県の発展にも貢献してくれるものと確信しています」
★むつ市 山本知也市長
「これからは経済交流、観光交流、そして農業と漁業もある町ですので、そういった関連でつながっていきたいと思います」
むつ市は川内中学校と高雄市の陽明国民中学が姉妹校協定を結び交流を続けている縁があります。
今回の覚書は県も交えてより幅広い交流に発展させようと高雄市側から提案がありました。
★しもきたTABIあしすと 坂井隆事務局長
「こういう雑多な生活の匂いがするようなこんな街っていいですよね すごいエネルギーを感じます」
締結式に同行した下北地域の観光旅行などを手がけるDMO「しもきたTABIあしすと」の坂井隆事務局長です。
大部分が熱帯気候の高雄市。
11月から3月は月の平均気温が25度未満と過ごしやすい気候です。
高層ビルがそびえるなか、とおりには飲食店の看板がひしめくように並び多くの原付きバイクが走っています。
現地で青森の印象は。
★台湾の人
「(青森には)行ったことあります」
「青森にりんごを食べに行ったことがあります」
「青森のりんごはおいしい行ってみたい」
青森県を訪れる外国人旅行客で最も多いのが台湾です。
去年は10か月で10万人以上が訪れています。
高雄市の観光協会との意見交換では…。
★しもきたTABIあしすと 坂井隆事務局長
「3年ぐらいかけてコンテンツをいろいろ整備してきました」
「その1番目が大間のマグロ釣り体験です」
★高雄市観光協会 陳毓志理事長
「今の台湾の人は(日本の)有名な場所は行きました。有名な場所がみんな飽きたら、むつ市のようにまだ行った時がない場所に行くかもしれない」
むつ市や下北はまだまだ伸びしろがありそうです。
★しもきたTABIあしすと 坂井隆事務局長
「下北の認知度を上げていくこと、それから下北の魅力が何なのかということをきちんと伝えられるようなプロモーションそれを続けていくことが重要だと思いました」
ただ課題となるのが二次交通です。
高雄市からむつ市を訪ねる場合、青森との定期便がある台北市までは高速鉄道で1時間半。
さらに青森空港から車の移動で2時間以上。
あわせて8時間以上かかります。
青森空港からむつ市まで乗り換え無しで移動できる公共交通はありません。
★高雄市観光協会 陳毓志理事長
「高雄は日本の直行便がまだ少ない」
「高雄から青森までの直行便があれば高雄のお客で青森に(行く人が)増えると思います」
日本台湾交流協会によりますと今年は札幌と仙台で高雄との直行便が就航する予定です。
高雄市と交流を深めるチャンスをものにするために交通の利便性向上は欠かせません。
最終更新日:2025年1月13日 21:00