“メロンクリームソーダ”がコッペパンのサンドに? 懐かしい定番商品が驚きの進化
昔懐かしい飲み物のメロンクリームソーダや、子供のころに背負ったランドセルが定番の形から進化しています。“斬新”な商品の開発のきっかけなどを取材しました。
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懐かしい時代に“タイムスリップ”。開店60周年を迎えた東京・池袋の百貨店では、“昭和レトロ”を楽しめるイベントが18日からスタートしました。
看護師(40代)
「レトロなもの、懐かしいものを見に。おじいちゃんおばあちゃんの家に昔あったようなものをみたいなと思って。昔にかえった感じがしました」
“昔懐かしい”ものといえば、シュワシュワのサイダーにアイスクリームが乗った“メロンクリームソーダ”もその1つですが、その“進化版”が誕生しました
鮮やかな緑色のゼリーをコッペパンにサンドした食べる「メロンソーダ」です。本物さながら、上にはチェリーも乗っています。(メロンソーダパン 594円)
なんとも“斬新”な商品の誕生のワケを聞きました。
東武百貨店池袋本店 催事企画担当・深井英孝さん
「メロンクリームソーダを商品化するにあたって、これがパンになったら面白いなって思いまして」
初日に用意した分は即完売し、2日目の19日は倍の数を用意したということです。
メロンソーダパンを購入した人
「クリームソーダが好きだったので、そういうのがあると楽しいなって。帰って食べるのが楽しみです」
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すでに商戦が始まっている「ランドセル」もこの春、“進化”を遂げていました。
それは、背負わない、まさかのキャリータイプ。開発のきっかけを聞くと、なんとアイデアを生みだしたのは小学生だといいます。
悟空のきもちTHELABO 大学3年生・太田旭さん
「この商品は小学生が考案して、『ランドセルが重い』という小学生の意見、それを解決するために」
タイヤをつけたり、いすをつけたりと試行錯誤の末、今の形にたどり着いたといいます。取り付け方は、ランドセルをベルトで固定するだけ、教科書がずっしり入っていても、楽に運べます。国内すべてのランドセルに対応しているということです。
悟空のきもちTHELABO 大学3年生 太田旭さん
「今回の作品は、大学生が手分けして500kmほど、昼も夜も耐久試験のために、引いてずっと歩いていた。ランドセルが重いことが健康被害として社会問題になっていたので、小学生の助けになるようなことができてよかったと思います」
すでに予約は3000件以上で、現在、3か月待ちだということです。(さんぽセル 5940円 ※「悟空のきもち THE LABO」で販売 19日現在3か月待ち)