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東大!慶応!日大!学習院! これぜ~んぶ料理メニュー! 食で受験生を応援する飲食店とおもてなしサービスで受験生を応援するホテルを取材

2024年1月25日 14:40
東大!慶応!日大!学習院! これぜ~んぶ料理メニュー! 食で受験生を応援する飲食店とおもてなしサービスで受験生を応援するホテルを取材

毎年1月は、私立中学や高校、そして大学入試といった、本格的な受験シーズンが始まる時期。そんな中、頑張る受験生たちを応援する飲食店やホテルのサービスがあるということで、米澤かおりキャスターが取材してきました。

まずは『食べて受験に勝つ!』。予備校の激戦区、東京・代々木で50年続くお店には、げん担ぎに、と作られた定食がありました。お客さんの注文の様子を見てみると…

客①
「東京大学」

客②
「一橋(大学)」

客③
「学習院。あと東大ひとつ」

実は大学の校名がメニューになっていて、それぞれ料理にもちゃんと“意味”があるといいます。例えば850円の定食、東京大学。こちらは、おかずを6種類盛ることで6大学の頂点を表し、揚げたてのヒレカツに、“東大受験に勝つ”という意味のエールが込められています。

しょうが亭 店主 辻 保臣さん(54)
「代々木といえば代々木ゼミナールの城下町。うちにも学生さんがたくさん食べにきてくれていて」

そんな受験生たちを応援したいと、約40年前に大学名を冠にした定食を出すと、受験生から“自分の志望校も作ってほしい!”との声があり、今では10校以上のメニューが揃っています。

しょうが亭 店主 辻 保臣さん(54)
「“マスター受かったよ!”って来てくれた時はうれしいですよね。それがやりがい」

米澤キャスターが注文したのは…

米澤かおりキャスター
「私の出身校、慶応(義塾大学)!」

料理を見てみると、大きなコロッケが2つ、その意味を伺うと…

しょうが亭 店主 辻 保臣さん(54)
「昔はよく慶応の学生さんを“慶応のボンボン”と言ったりしたので。丸いコロッケが2つボンボンとのっている」

カレー味のコロッケをいただく米澤キャスター。

米澤かおりキャスター
「うん! ホクホクのポテトにカレーのスパイシーな味が絡まって、ご飯が進みます!」

しょうが亭 店主 辻 保臣さん(54)
「揚げ物なので成績も上がる、合格の運気も上がるということで、ぜひ食べていただければ」

続いては、『受験生を万全のサポートで送り出す!』。ホテルの宿泊プランです。やってきたのは、千代田区にあるホテルニューオータニ(東京)。

米澤かおりキャスター
「えっすごい! これは受験生、落ち着いて勉強できますね」

ホテルニューオータニ(東京)広報 保田 環さん
「全国から都内に来る受験生にホテルとしてお役に立ちたいという思いから、業界で初めて誕生しました」

なんと、1972年に始まったホテル初だという、受験生向けのプラン。シーズンには受験生とその家族、約200人が利用するといいます。そんなプランには、ホテルならではの、数々のおもてなしがありました。

例えば、鉛筆などの筆記具を無料で貸してくれるサービスには…

「最後まで頑張ってください。応援しています」

必ずエールを送ってくれるんです。また、モーニングコールのサービスでも一言!

「ご健闘をお祈りしております」

受験生に心温まるエールを送ります。

さらに、試験の合間に食べられるようにと、ホテルのシェフが作ったカツサンドのお弁当まで用意。

米澤かおりキャスター
「お肉が分厚くて、でも、しっとりやわらかいです。パワーがみなぎってきますね」

ホテルニューオータニ(東京)広報 保田 環さん
「ホテルスタッフ一丸となってサポートしていきたい」

頑張る受験生を、少しでもサポートしたい! そこには、温かいエールが込められていました。