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アウトドアだけじゃもったいない? 新たなトレンドは日常との“兼用アイテム”

2022年4月19日 21:25
アウトドアだけじゃもったいない? 新たなトレンドは日常との“兼用アイテム”

コロナ禍で火がついたアウトドアブーム。本来はキャンプなど、屋外で使うグッズにある変化が起きています。ゴールデンウイークや、そのあとに訪れる梅雨を前に、各メーカーが、日常のさまざまなシーンで兼用できるグッズに力を入れています。

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来週に迫ったゴールデンウイーク。今年は、最大10連休とれることもあって、お出掛けの予定を立てている人も多いはず。

コロナ禍でブームのキャンプですが、今、新たなトレンドが生まれています。

イオンは今月、アウトドアのコーナーを拡大しています。人気の商品は、野外でのアウトドアだけでなく、家のベランダでキャンプをする“ベランピング”でも使える小型のイスです。

イオンリテール ホームファッション商品部・山田高政部長
「ご自宅の中でも使ったり、お庭、ベランダですね、いろんなところで使うことができます」

キャンプをオシャレに演出できる木製のラックには――

山田さん
「木の風合いがかわいい、というところがあるので、おうちの中でも外でも非常に便利な商品」

アウトドアだけじゃない、日常生活のさまざまなシーンで兼用できるアイテムが、人気となっているのです。

来店客
「おうちで使いながら、キャンプでも使える。収納も(しなくて済む)。いろんなものに使い回しができれば助かります」

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アウトドアブランドのお店でも、兼用アイテムが人気になっています。

コロンビアスポーツウェア サンシャインシティアルパ店・水野龍助店長
「ポケットがなんと13個もついていまして、まさにバッグがわりにもなる『着るバッグ』」

着るバッグには、13個のポケットがついていて、スマホやお財布などの収納が可能です。元々はフィッシング用ですが、手ぶらでお出掛けができると、バッグ代わりに使う人が増えているといいます。

一見、ただの袋のようにみえる商品も、広げると中に「キャンプ用のパジャマ」が収納されていました。

水野店長
「(袋の)ポケットの中にすべて入っているパジャマになります」

蒸れるテント内の暑さを軽減する素材を使っていて、自宅の寝苦しい熱帯夜でも兼用できるといいます。

水野店長
「汗に反応し冷やしてくれる。涼しく快適に着られる」

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そして、そろそろ気になる梅雨対策。雑貨店で売れていたのが、プラスアルファの機能がついた晴雨兼用の傘です。

先週、登場した新商品で、紫外線にあたるとロゴの色が変化するという「雨でも使える日傘」の機能だけではなく、「防犯・防災機能」もついていて、カバーには笛が付属されています。

ロフト広報 神成翔子さん
「“備える傘”という、防災ですとか、防犯対策になるようなアイテム」

傘の生地には反射生地が使われていて、暗い場所で光るようになっています。

神成さん
「まだ発売して1週間ほどですが、約70本ほど売れています」

売れ筋の兼用アイテムは、他にもありました。半透明のカラフルな袋は、シリコン素材になっていて、1つで何役もこなす優れものです。

神成さん
「汁っぽいもの・こぼれやすいものも、密閉して持ち歩くことができます」

レンジでの調理も可能で、カットしたじゃがいもを入れ、5分ほど加熱。レンジから取り出した後は、袋に入れたままジャガイモをつぶします。そして、牛乳を入れれば、あっという間にマッシュポテトが完成しました。

洗って繰り返し使用できるため、お弁当用にフルーツを入れて、そのまま器にしたり、化粧水などを入れたりして、ポーチにもなります。

便利でお得な兼用アイテムは、広がりをみせています。

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