【大好き】年間500個食べる!? パフェに魅せられたフィンランド人『every.特集』
旬のフルーツをたっぷりと使いボリュームもたっぷり。人気のスイーツが「パフェ」。そのパフェが日本で独自の進化をしたデザートと知っていれば、あなたはかなりのパフェ通だ。
パフェの由来は、アイスクリームにチョコレートや果物をトッピングした、アメリカ生まれのサンデーや、卵黄にホイップクリームを混ぜて凍らせ果物などをのせた、フランスのパルフェだと言われているが、日本のパフェはそこからさらに進化。
様々な具材を何層にも重ね複雑な味の変化を狙い、独特な発展をして今の形になったらしい。
そんなパフェの虜になり、パフェ好きの間でよく知られているのがフィンランド人のラウラ・コピロウさん。日本在住13年で、フィンランド大使館・商務部に勤務している。
仕事終わりや休日に1日平均1つ以上のパフェを食べ、なんと年間500以上のパフェを味わうというツワモノだ。
食べ歩いたパフェを紹介しているSNSはフォロワー数1万人を超える、注目の「パフェ好き」である。ラウラさんの目標は、日本全国47都道府県のパフェを食べること。そこで食べ歩きに同行させてもらい、おすすめのパフェを紹介してもらった。
まずはイチジクのパフェ。イチジクとクルミが入ったパウンドケーキに、表面を焦がしてキャラメル風にしたイチジクをトッピングするなど工夫を凝らしたしたパフェだ。
ラウラさんは「まるで物語に参加しているような、そういったワクワク感がある」と語る。
さらに秋の味覚を生かしたパフェも教えてくれた。神奈川にあるお店のパフェは洋梨と栗のパフェで、洋梨のシャーベットやジャム、栗のコンポートなどを合わせたまさに秋らしいひと品だ。
ラウラさんはその食感に惹かれた。「秋らしいパフェにナッツが入っていると枯葉を踏んでいる音の感じがする」という。
彼女のパフェの評価には深さがある。というのもラウラさんは「パフェは日本文化」だと考えているからだ。「日本人もパフェが日本の文化であることに目覚めて欲しい」と熱く語るのである。
ラウラさんがパフェにハマったのは12年前のこと。都内の大学へ留学していた当時、バイト先の先輩に誘われ有名店のフルーツパフェを食べ、衝撃を受けたのだ。「こんなにおいしいものってある!」と感動したという。
そして今は、都内の有名ホテルから依頼があり新たに販売するパフェを試食し、アドバイスをするまでになった。
早速、レストランのパティシエが工夫を凝らしたパフェを食べたのだが、そこはパフェを極めるラウラさん、ある事実に気がついてしまう…。
※詳しくは動画をご覧ください。(2023年11月15日放送「news every.」より)