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支援学校と高校の定時制課程の生徒が合同の防災教室 段ボールでの間仕切りの設営などを学ぶ 仙北市

2024年5月28日 19:04
支援学校と高校の定時制課程の生徒が合同の防災教室 段ボールでの間仕切りの設営などを学ぶ 仙北市

仙北市の特別支援学校で、高校の定時制課程の生徒と合同の防災教室が開かれました。避難所にもなっている学校の体育館で、段ボールでつくる間仕切りの設営方法などを学びました。

仙北市角館町にある大曲支援学校せんぼく校では、定期的に避難訓練を行っています。

訓練は震度5強の地震が起き、校舎が停電したという想定で行われ、同じ敷地にある角館高校定時制課程の生徒も参加しました。

「中等部1年生生徒4名、職員2名います、はい。」

訓練のあとは県の職員を講師に招き、防災教室が開かれました。

「岩城少年自然の家」佐々木伸さん
「段ボールがあります。これで壁を作る。寝ているとか食事しているとか着替えているとか、そんなとき常に他人から見られていると思うと、すごく気をつかったり、ストレスがたまってしまう。それを防ぐために壁を作る」

■段ボール切断
仙北市の指定避難所にもなっている学校の体育館。三角形の筒を土台にして段ボールで仕切ることによって、広い体育館に個人のスペース"パーソナルスペース"を設ける方法を学びました。

また、お湯を注ぐだけで食べられる非常食、アルファ米の作り方も体験し、試食しながら災害への知識を深めました。

生徒
「何かがあったときでも、アルファ米という非常食があれば役に立つことが今回わかりました」

「地震などいつ起きるかわからないですが、しっかりきょう学んだことを日常の生活で活かしていきたいと思います」

大曲支援学校せんぼく校では、今後も様々な機会を設け、児童生徒の災害への対応力を高めていくことにしています。

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