柱状節理が特徴 由利本荘市鳥海町 檜山滝へ向かう道をボランティア清掃
地域の自然や伝統行事の映像をたびたび秋田放送に送ってくれている由利本荘市鳥海町の真坂隆昌さんから新たに映像が届きました。知る人ぞ知る観光名所に続く山道の、ボランティア清掃の映像です。
鳥海山の北東側 由利本荘市鳥海町の下直根地区で行われたボランティア清掃には地域住民など約30人が集まりました。
「がんばりまーす。おー」
知る人ぞ知る地域の観光名所に続く山道やその周辺を、きれいにしていきました。
草を刈って見通しを良くするとともに、人が歩ける道を整えていきます。
県道から1キロほど山に入っていくと…。
「檜山滝」が姿を現しました。
この滝は、石を積み上げたような「柱状節理」という構造が特徴です。溶岩が冷えて固まるとき、石が収縮して規則的な割れ目が入ることで形づくられました。
1年を通して、写真愛好家などが訪れる檜山滝。ひと冬越えると倒木などが目に付くようになります。
この日は草刈りをする班と、滝の周辺を整備する班に分かれて清掃を続けました。
周辺を管理する「檜山滝を美化する会」の会長は「水がきれいな滝なので、さらに気持ちよく観光してもらうために整えていきたい」と話していました。
落差はおよそ50メートル。鳥海の雪解け水などを湛え最終的に子吉川にそそぐ檜山滝はこれから夏の観光客を迎えます。