質の良いワラビが手当たり次第に…手軽で人気の観光ワラビ園 多くの人でにぎわう
手軽にワラビ採りを楽しめることから人気の横手市の観光わらび園には、5日も大勢の人が訪れていました。
今年も質の良いワラビに育っているということです。
あさ9時の開園とともにお目当てのワラビを探し始める人たち。
岩手との県境に近い横手市山内にある黒沢観光わらび園です。
地元の農家たちが管理する約3ヘクタールの山の斜面には、いたるところにワラビが自生しています。
わらび園の入園料は1500円で、5キロまで採り放題。
山深く分け入ることなく、手軽にワラビ採りを楽しめることからリピーターも多いといいます。
5日も県の内外から多くの人が訪れ、長さ30センチ以上にまで育ったワラビを探しては、次々と収穫していました。
宮城からの客
「やめられないですね。もう手当たり次第に採れますから、ふふふ」
岩手からの客
「奥州市水沢から来まして、今年3回目ですね。あくとってね、あとは漬けておきますね。そうすると酒のつまみにもなりますし、最高です」
岩手からの客
「食べておいしいなっていうところと、春が来たなって、この時期だなっていう感じがしますね。おひたしとかそういったので家族に振る舞いたいと思います」
黒沢観光わらび園 森田喜七さん
「今年はいままでよりもちょっと良いワラビが多いですな。車から降りてすぐ山に入れるもんだから、楽しみながらみなさんワラビ採りをしておるようです」
雪深い地域でも旬を迎えたワラビ。
黒沢観光わらび園は、水曜日と日曜日の朝9時から11時まで開園していて、事前の予約が必要です。
今年は7月3日までの営業を予定しています。