県南地区の「あきたこまち」と「サキホコレ」が最高評価の特Aに!コメの食味ランキング発表
産地と品種ごとにコメのおいしさ・食味を5段階で評価するランキングが発表されました。
去年の県産米では、県南地区のあきたこまちと、サキホコレの2つの銘柄が、最高評価の特Aに位置づけられています。
コメの食味ランキングは、農産物の品質を検査している日本穀物検定協会が、味や香り、粘りなどの検査項目をもとに、産地と品種ごとにコメを5段階で評価するものです。
今年度は、全国143の銘柄が審査され、秋田は県北、中央、県南の3地区のあきたこまちと、中央地区のひとめぼれ、それにサキホコレが審査の対象となりました。
最高評価の特Aを獲得したのは、県南地区のあきたこまちと、サキホコレの2つの銘柄です。
県北地区のあきたこまちは特Aに次ぐAで、中央地区も前の年から評価を上げ、Aとなっています。
中央地区のひとめぼれもAでした。
日本穀物検定協会によりますと、去年も猛暑の影響が西日本を中心にみられましたが、秋田を含む東北では、気温が高い中での登熟を避ける対策や、早めの刈り取りが功を奏して、評価の高いコメの生産につながりました。
また、特Aを獲得した39銘柄のうち、サキホコレなどの23銘柄は、高温への耐性がある品種で、環境に合わせた品種改良が品質の向上にもつながっていると分析しています。