28年ぶりの運賃大幅値上げ 初乗り160円が200円に 燃料費高騰に加え運転手確保のための人件費増が要因 羽後交通
こちらも、燃料費の高騰に関する話題です。横手市に本社を置き、県の南部を中心にバスを運行する羽後交通は、今年4月に運賃を値上げすると発表しました。
大幅な値上げは28年ぶりで、燃料費の高騰や、運転手確保のための人件費などが増していることが要因だと説明しています。
羽後交通によりますと、運賃の値上げは今年4月1日に行う予定で、いまの初乗り運賃=160円は、200円になり、運行路線全体の平均で10%ほど値が上がることになります。
数十円程度の大幅な値上げは、1997年4月以来、28年ぶりです。
羽後交通は、運転手不足に伴う人材の確保や、待遇改善のための人件費に加え、燃料費や資材価格の高騰、それに安全対策や利便性向上のための投資の費用が増していることから、運賃の値上げを決めたと説明しています。