1月10日は「110番の日」 110番の適切な利用を呼びかけ "ミニ警察官"の出動も!
1月10日は「110番の日」です。
去年寄せられた110番の7件に1件は緊急性のない通報で、警察は、県内各地でイベントを開くなどして、適切な利用を呼びかけました。
秋田市の商業施設では、買い物に訪れた人たちが、110番通報の実際の流れを体験しました。
県警察本部によりますと、去年1年間に受理した110番通報は、3万3,581件でした。
このうち4,757件は、道路が渋滞している理由を尋ねるものや、落とし物に関する問い合わせなど、緊急性のない通報だったということです。
緊急性のない相談については、県民安全相談センター#9110を利用するよう呼びかけています。
また、おととし本格運用が始まった、映像を送りながら110番通報ができるシステムは、22件利用されたということです。
迅速な対応につながることが期待されていて、警察は今後も利用を拡大したい考えです。
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「110番の日でーす!」
大館市のスーパーには、かわいらしい「ミニ警察官」が“出動”しました。
地元の保育園に通う、2歳から3歳の子どもたちです。
店を訪れた人たちにチラシを配って、110番の適切な利用と、首都圏を中心に相次ぐいわゆる闇バイトによる被害への注意を呼びかけました。
園児
「たのしかった」
「おもしろかった」
県内でも闇バイトによる犯罪がいつ起きてもおかしくないとしていて、警察は、不審な人物が自宅を訪れた際は、ためらわずに110番通報してほしいと呼びかけています。