市場が活気に包まれる 秋田市の卸売市場で初せり式 「宝船」驚きのお値段は?
秋田市の卸売市場で、新春恒例の初せり式が行われ、場内が活気に包まれました。
恒例の野菜や果物をのせた「宝船」には、45万円の値が付きました。
秋田市の公設地方卸売市場には、6日朝、関係者が集まり、初せり式が行われました。
年明けの漁が順調だったことを受け、水産物の競りには、例年よりも多くの魚介類が並びました。
海水温の上昇も影響し、アジやタイなど、この時期では珍しい魚も売りに出されているといいます。
6日は、野菜などの青果物や、花などの花きも競りにかけられました。
市場関係者によりますと、気温の影響を受けやすい葉物野菜を中心に、卸売価格が上がっていて、青果物全体で例年よりも2割ほど高くなっています。
青果物の競りでは、野菜や果物がのった縁起物「宝船」が、大小合わせて6艘出品されました。
松紀 佐藤文信 社長
「今年スタートして、去年みたいなことがないような年になってほしいなと思いつつ、また適度な値段でね、一年を終われればいいなと」
一年の商売繁盛などを願って、活気に包まれた場内。
最も大きな宝船は秋田市に贈られ、7日正午まで市役所に展示されるということです。