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黄砂がピーク!花粉とのダブルパンチから身を守る方法は?

2024年4月18日 14:51
黄砂がピーク!花粉とのダブルパンチから身を守る方法は?

西日本の各地で観測された黄砂。花粉とのダブルパンチに注意が必要です。

黄砂は“頑固”、なるべく早く洗うことが大切

愛知県稲沢市内のガソリンスタンド。洗車前の車を見せてもらうと、べったりと黄砂のようなものが付着していました。「大洋石油」代表取締役・山崎晃司さん曰く、「黄砂の時期になると、極端に増える」という洗車の台数。今日は20台ほど来ていたそう。

4月をピークに、大陸から渡ってくる黄砂。その特徴は“頑固”さ。「海を渡ってくるので、海水を含んでいたり、ねちゃっとしているのが特徴。なるべく早く洗ってもらった方がいいですね」と、山崎さんは話す。

また、洗車をする際、付着した黄砂が車のボディーを傷つける可能性があるため、いきなり拭くことは避け、まずは、水で流してから洗うのがポイントだと話しました。

外にあるものを“入れないこと“が大切

街の人から聞こえてきたのは、黄砂と花粉症の時期が重なることへの心配。

愛知県春日井市の「中村耳鼻咽喉科」院長・中村好克さん曰く、4月は「ヒノキ花粉の患者さんに、黄砂が飛んでくるというダブルパンチという状態になっている時期」なのだそう。

ダブルパンチの正体は、黄砂によって起こる花粉の爆発。花粉アレルギーの影響を強くさせてしまう働きがあるのだそう。

中村院長が指摘する「花粉爆発」。黄砂がぶつかることで破裂した花粉は細かく砕け、中に含まれているアレルギー物質が微細化。

通常の花粉であれば、鼻の粘膜までですが、爆発すると、鼻や喉を通り抜けて気管支や肺に到達し、ぜんそくなどを引き起こしてしまうおそれもあるのだそう。

黄砂の対策について、中村院長は、「花粉と対策的には同じ。外にあるものを浴びにいかないということ、外にあるものを中に入れないことが大切です」と話し、外の黄砂を入れ込まない方法として、「換気しない、カーテンをする、外にものを置かない」と述べた。

最終更新日:2024年4月18日 14:51
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