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「みんなで野球ができるのがうれしい」福島と能登との縁…被災地の高校球児が交流 福島・会津若松市

2024年8月15日 18:43
「みんなで野球ができるのがうれしい」福島と能登との縁…被災地の高校球児が交流 福島・会津若松市

元日に発生した能登半島地震から7か月あまり。福島と被災地の高校球児が交流を深めました。

8月上旬、会津若松市の野球場で練習をしていたのは石川県輪島市の輪島高校と福島県会津若松市の会津北嶺高校の野球部です。

■石川県立輪島高校 野球部 池壱心選手
「福島県に初めて来ました。野球の練習も1か月、2か月くらいできない状況でみんなが集まって野球するというのもなかったので、こうやってみんなが集まって練習できるという体験もすごくうれしい」

元日に発生した能登半島地震。最大震度7の揺れで石川県輪島市では、大規模な火災も発生しました。この地震で輪島高校の野球部が練習で使っていたグラウンドも被災。他の学校のグラウンドなどを借りて練習していますが、満足に練習が出来ない日々が続いています。

こうしたなか5月、輪島市でボランティア活動を行った会津北嶺高校の選手たち。輪島高校の野球部の現状を知り、野球に打ち込める環境を提供したいと招待したのです。

■会津北嶺高校 野球部 堀江友輝選手
「自分たちも過去に被災しているので共通している部分があると思うので、一緒に被災地として野球を盛り上げていきたいと思っている」

野球ができる喜びを感じながら伸び伸びとプレーしていた輪島高校の選手たちにとって、技術を吸収しながら互いに成長する貴重な機会となったようです。

■会津北嶺高校 野球部 堀江友輝選手
「こうやって交流を深めて、今後も一緒に野球していきたいなと思う」

■石川県立輪島高校 野球部 二木悠太郎選手
「野球だけではなくていろんな形で交流できたらと思っている。地元の市民の人たちとか震災で元気がなくなったり、不安だったりというのがあるので僕たちの野球のプレーで元気にしたいと思っている」

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