福島県警察学校で初めてとなる「ある講座」が開かれました。受講するのは卒業を間近に控えた警察官の卵たちです。

そこで、講師を務めたのは…

■資生堂ジャパン 伊藤真由美さん
「資生堂ジャパン北海道東北エリアの社会活動を担当しています、伊藤と申します」

この日行われたのは、大手化粧品メーカーの社員による「メーク」についての講座。県警察学校では初めての取り組みです。

■県警察学校 杉浦剛史 副校長
「社会人として、また警察官として端正な身だしなみ、これを心がけてもらいたいということを目的に行いました」

講師の資生堂ジャパン伊藤さんによりますと、メークによって相手に与える印象も変わるといいます。

今回、教えるメークは「派手過ぎない」ことがポイント。女性の受講生は休日などにメークをするという人も多いんだそう。

■初任科長期課程 蛭田桜乃花さん
「普段は友人と出かけるときなど外出するときにします。警察官として相手にいい印象を与えられるような化粧をしていくことが大事だなと思いました」

一方の男性の受講生はメークは初めてという人がほとんどです。「ベースメーク？」「ファンデーション？？」と悪戦苦闘のようです。

講師のアドバイスを聞きながら、なんとかひと通りのメークを終えました。

■初任科長期課程 桑原悠成さん
「メークはしたことなかったです。警察官は市民から見られる職業だと思うので、自分の身だしなみをしっかり整えてこれからの仕事に生かしていきたい」