【今季最強寒波】転倒によるケガのリスクを減らす「服装選び」 専門家が薦める3点セット
福岡と佐賀では6日朝にかけて、平地でも大雪の恐れが続く見込みです。さらに7日から8日ごろにかけて再び、強い寒気の流れ込みが予想されていて、山地を中心に大雪の恐れがあります。
凍結した路面での転倒事故には注意が必要です。転倒によるケガのリスクを減らす「服装選び」を専門家に聞きました。
路面が凍結していると、注意していても転んでしまうことが多々あります。ケガのリスクを下げるために重要なのは、服装選びです。
北海道で、雪道での歩行者の転倒事故を減らす活動をしている冨田真未さんに話を聞きました。
■ウィンターライフ推進協議会・冨田真未さん
「3点セットでお伝えしているのが、手袋と帽子と、リュックサックのように両手が空くものです。手袋は、転んだときに手をケガしないために。」
冨田さんによりますと、雪で転んだ人の半数ほどが氷や路面で手にケガをしているといいます。
頭を守ることも大切です。
■富田さん
「厚みのある帽子をかぶってください。キャップや野球帽のような夏の帽子だと、頭をぶつけたときにクッションにならないので、厚みのあるものをかぶった方が頭を守ることができます。」
そして、3つ目がリュックサックです。
■富田さん
「後ろ向きに転んだときにリュックの厚みの分、頭を打ちにくい。また、リュックで両手を使えるようにしておくことで、ケガの防止にもつながります。」